総括班 研究支援実施計画（令和5年度）

概要

1. ４プラットフォームの有機的な連携の促進
   1. 総括班活動：各プラットフォームの代表および分担者、協力者で構成される総括班会議を年1～2回開催します。支援に関する考え方、ルール等 を一体化し、効率よい連携を促進します。
   2. 国内外ネットワーク連携：各プラットフォームが活動促進のために国内外の支援関連ネットワークと連携することに対して協議会としてサポートし、世界に先駆ける研究支援体制の構築を目指します。
   3. 人材育成：各プラットフォームが主催する成果発表会、技術講習会等を協議会として後押しし、若手研究者間、異分野研究者とのネットワーク形成、相互連携を促進します。
2. 研究者コミュニティーへの広報と支援対象者の利用を促進
   1. 「支援説明会・成果シンポジウム」の開催：支援内容、申請方法の説明、およびこれまでの取組の成果を確認することで、研究者コミュニティーに対して幅広く本支援の有効性を周知します。
   2. 学会等における広報活動：各種学会のブース展示や、ランチョンセミナーを通じて、支援内容や申請方法について周知します。また、Twitter、Instagramと言ったSNSによる広報も強化します。
   3. ジェンダーバランス：シンポジウムや広報物のコンテンツなど様々な機会においてジェンダーバランスに配慮し、性別に偏りのない運営を心掛けます。
   4. 謝辞記載：論文等の成果物において謝辞の記載を引き続き強く要請をしていきます。
   5. アンケートの実施：学会、講習会、シンポジウム等でアンケートを実施し、本事業の認知度や研究者のニーズを把握し、事業の運営にフィードバックをしていきます。
   6. 研究倫理支援：ヒト試料・情報等を用いる研究や生命科学の諸技術についてのELSI（倫理的・法的・社会的課題）に関する情報発信及び、研究者が自由にアクセスできる相談窓口を継続します。
3. 国民への広報
   1. 市民公開シンポジウム：アウトリーチ活動としての市民公開シンポジウムを開催し、研究者と一般市民との交流を促進します。研究の重要性を市民に周知するとともに市民からのフィードバックを支援事業に還元します。
4. 支援活動の評価と将来検討
   1. 外部評価委員会：外部評価委員会を開催し、協議会の運営にフィードバックすることで運営の透明性を確保します。
   2. 利用料徴収の検討：利用料徴収について、実現のための問題点を抽出し、解決策を検討します。各プラットフォームと情報交換しつつ文科省と更に議論を深めます。

総括班　構成員